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【住まいのいいね!】ZEH


 
 住宅業界で今話題の言葉、「Zero Energy House」 の頭文字で「ゼッチ」と読みます。住宅のエネルギー消費量は増え続けていますが、COP21パリ会議で、日本は2030年までに13年比で26%、家庭部門で40%削減することを目標に掲げました。平成25年基準で家を建てた場合、ZEHにするには3つのポイントがあります。(1)断熱により暖・冷房エネルギーを削減。(2)省エネ設備を採用(照明はLED、暖房はOMソーラー、給湯はエコキュート、換気は熱交換型換気扇など)。(3)太陽光発電設備(PV)などでエネルギーを創出(創エネ)。HEAT20(2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会)が推奨する外皮性能グレードにおいて、東京地区の推奨値はG1グレードで外皮平均熱貫流率UA値は0.56W/平方メートル・K以下です。省エネ効果としては、平成25年基準(長期優良住宅)+太陽光発電(2kw)と同等の削減効果を生みます。外皮から逃げる熱を抑えエネルギー収支を改善すると、家計支出が減るだけでなく、家全体の室温の均一化で居住空間の快適性が増し、ヒートショックから解放され健康面も改善。また、地球温暖化防止にも貢献できます。家庭のエネルギー消費で最も大きい電気消費量の削減は重要です。屋根で太陽光発電をするには費用が掛かりますが、月々の光熱費削減で取り戻せます。朝、空と睨めっこして太陽にエールを送るのもいいものです。
 
 
鈴木 亨( 株式会社鈴木工務店 代表 一級建築士)
文 ・ 鈴木 亨(すずき とおる)
株式会社鈴木工務店 代表
一級建築士
 
 
株式会社 鈴木工務店
住所/町田市能ヶ谷3-6-22
TEL/042-735-5771
URL/http://suzuki-koumuten.co.jp/

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