佐藤 百合子さん

サロン・ド・シャンソン代表 シャンソンシンガー
佐藤 百合子さん(麻生区在住)

 
 
今年12月に25周年記念イベントを開催する麻生市民館サークル「サロン・ド・シャンソン」。「人生の機微を巧みに描いた歌詞とその旋律美で、歌う人一人ひとりに寄り添ってくるのがシャンソンの魅力」と同会代表の佐藤百合子さんは語ります。
 
宝塚や歌舞伎が好きで、学生時代にはエドワード・オルビー作品などの舞台に立っていた佐藤さん。24歳で映画監督・佐藤重直氏と結婚、子どもが生まれ舞台から遠ざかりました。その後、社会教育指導員となり、さまざまな講座を催していく中で、1991年に川崎市教育委員会主催の成人学級「シャンソン・季節を歌う」を開催。指導者探しに奔走の末、巡り会えたのがシャンソン・カンツォーネ歌手の庄司淳先生。川崎で一番にスタートを切ったシャンソン講座で、募集人数30人に対し150人の応募があったそうです。担当者として参加していましたが、講座終了後に有志で発足した自主研究会「サロン・ド・シャンソン」に学ぶ側として入会。胸の奥でずっと燃えていた演劇への情熱と、歌い語り演じるシャンソンが佐藤さんの中で重なった瞬間でした。
 
庄司先生自筆の譜面300曲は同会の宝。毎年7月におさらい会、12月には麻生市民館大ホールで発表会を催し、舞台照明から袖係まで企画構成を会員が執り行うそうです。「人任せでただ舞台に立つだけでは分からないことを学べるのが、この会の良さです」。川崎市の文化芸術の企画運営を担う中で、小澤征爾など一流アーティストの舞台を袖で見つめ、「舞台に立つということは何か」を体感してきた佐藤さんの言葉には説得力があります。
 
2016年5月4日(祝)・18日(水)には、サークル連絡会公開講座「シャンソン『季節を歌う』体験講座 聴く人から歌う人へ~自分らしく美しく輝こう」を開催。庄司先生を講師とし、シャンソンの歴史を学び日本語訳詞で歌います。
 
「シャンソンには人生経験を重ねたからこそ歌える魂の歌がたくさんあり、同じ歌を歌ってもみんな違います。子育てを終えたばかりの若い世代の人もぜひ一歩足を踏み入れてみてください。10年後20年後に必ず良かったと感じるはず。25周年節目を迎え、さらに一瞬一瞬を輝かしい時間にして、観客の皆様にも良い時間だった、勇気をもらったと言われるように頑張っていきます」。
 
 
ミニコンサートの様子
フォンテーヌ・ドラ・シャンソン(有馬泉門下生コンサート)のミニコンサートで。バルバラ作詞・作曲の「美しい9月」を歌う佐藤さん。
 
発表会の様子
互いにアドバイスをし、全ての人が引き立ち輝くよう、全体の構成もとことん話し合って作り上げていく発表会には、地域の人など600〜700人が詰めかけます。
 
 
【お問合せ】
TEL:080-1294-5176(佐藤)

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