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【麻生の人 vol.53】音楽を通し、柔軟で豊かな心を 繋いでいきたい 〜西平 のりこさん


西平のりこさん
ピアニスト
「ヒューマンハーモニー・オーケストラ」総監督
西平 のりこさん (麻生区在住)
 
 世代を超えて大きなハーモニーを奏でるアマチュアオーケストラ「ヒューマンハーモニー・オーケストラ」が新百合ヶ丘に誕生して1年半。「団員同士はもちろん、お客様とも心が響きあう人間同士のハーモニーを大切にするオーケストラ」という理念を持つ同団。理念に共感してくれる人のみが入団可能と西平さんは笑顔で語る。

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 底抜けに明るく、そのエネルギーを周りの人にも充電する西平さん。「すべてを肯定的に見てくれる両親や師の下で、常に前向きに生きてこられたことが今の自分を作っています」。中学時代、吹奏楽部でドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」を演奏。その時、和音の響きに体が震える感動を体感し、「この素晴らしさ、未知数に広がるこの世界や可能性を子どもたちに伝えていきたい」と音楽教師に向けての夢を温めるように。恩師が立ち上げた青少年オーケストラでも団長を務めるなど繁用な日々を過ごしていた。音大卒業後、かねてからの希望の音楽教師になるも、幅広い年齢層の子どもたち一人ひとりに丁寧に接することのできる時間を作りたいと音楽教室講師に転身。18年前からは「西平のりこピアノ音楽教室」を主宰。ニューヨークで現在の指導法を学び、「子どもたちとレッスンをすることは仕事ではなく志事。天職を得られ本当に幸せ。音楽は感性を磨き、物事を豊かに柔軟に考えてもらうための手段。一番大切なのは豊かな心の育み」という思いを固めた。また自らも技術による演奏を目的にするのでなく、伝えるための音楽を奏でたいと思うようになった。その思いが青少年オーケストラでの記憶と重なり、また同じ信念を持った人たちとの出会いによって、大人と子どもが笑顔で一緒に演奏できる「ヒューマンハーモニー・オーケストラ」を2014年3月、新百合ヶ丘に創設。「観客も演奏者も一緒に楽しめることが大切。0歳児も年配者も障害のある人も、子どもから大人まで一緒に交わり合い、助け合い、支え合いながら、豊かな心と本当の笑顔を次世代に繋いでいきたい」。

 
レッスンの様子
「教室に通う子どもたちの演奏はみな表現力が豊かで、毎日多くのことを教えてもらっている」という西平さん。
 
コンサートでの一コマ
さまざまな出会いやご縁に感謝。こんなすてきなオーケストラを作ってくれて…と言われたことが最高の喜び。 
 

【問合せ】
TEL/044-987-1766(西平)

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