菅原 敬子 さん

麻生童謡をうたう会 代表
菅原 敬子さん(麻生区在住)

 
 
「日本に伝承される童謡唱歌を絶やさないよう歌い継いでいこう」と1992年に発足した「麻生童謡をうたう会」。現在メンバーは50人。2015年10月25日(日)に麻生市民館大ホールで開催される麻生区合唱連盟による「あさお合唱フェスタ」では、「あかとんぼ」や「木曽節」を披露する予定です。各方面で活動を重ねてきた同会の人気は高く、「聴く人も歌う人も心が癒される、それが日本の童謡や唱歌」と代表の菅原敬子さんは語ります。
 
山形県出身の菅原さんは読書好きで、学校や市の図書館に連日通う利発な少女でした。8歳から始めた琴は、現在は麻生区や近隣の幼稚園・小学校へ指導に通うまでに。「子どもたちは興味津々で夢中で覚えてゆくその姿には教える側も感動します。日本古来の伝統的な楽器で曲が弾けるようになることで、その体験が喜びや自信にずっと繋がっていくようですね」。
 
「コツコツやっていくことで物事は認められる」というのが菅原さんのポリシー。麻生童謡をうたう会は発足当初、小学校の体育館を借り、暑い夏寒い冬を体感しながら練習を重ねたそうです。その後、菅原さんの尽力で学校開放を実現し、小学校の音楽室での練習ができるように。現在まで24年にわたり多くのコンサートや音楽祭に出演する傍ら、オーストリア・イタリア・スペイン・ハンガリー・トルコ・ロシアなどの国々を訪れ、交流公演を開催。「日本の歌や文化から日本への理解や関心を持ってもらえたら」。また川崎市の友好都市、オーストリア・ザルツブルグ市や韓国・富川市から合唱団が来日した際には親善コンサートに出演するなど、市と連携する多くの活動も行ってきました。2015年年11月には市の表敬訪問としてオーストラリア・ウーロンゴン市で公演を行います。
 
百合丘小学校で18年間教員を務め、その後市議会議員20年、川崎市初の女性副議長として第34代副議長も務めた菅原さん。現在は麻生区文化協会の会長を務めています。子どもが好きで人が好き、地域の困っている人を見ると黙っていられない性分。多くの人に頼られ慕われ、自分の時間は後回しになるほどに奔走の日々が続きます。
 
 
活動中のスナップ写真
地域の高齢者施設や障がい者施設、病院などを訪問し、歌うことを通して福祉活動にも力を注いでいます。
 
アルテリッカ出演時のようす
2016年4月の川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)では、新百合ヶ丘発のユニット「クアットロアリア」のメンバーと共演予定(写真は今年のアルテリッカ出演の様子)。
 

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