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【食を愉しむ】「多摩川梨」シーズン到来


 
多摩川梨
 
 秋の味覚「多摩川梨」。今年も8月中旬から市内各園で収穫が始まりました。梨は水はけの良い畑を好むため、多摩川沿いに栽培が広がっていきました。歌人・北原白秋も生前、車窓から白い花々が広がる梨畑を詠み、好んで食したと伝えられています。
 市内で「梨」と聞くと、肉質はやや硬めながらも香り高い「長十郎」を思い出す人も多いでしょう。消費者趣向の変化に伴い品種改良が進み、肉質が柔らかく多汁で甘みが特徴の「幸水」「豊水」が好まれるようになり、「長十郎」は減少となりました。今年は天候に恵まれ、玉が大きく糖度の高い梨がたわわに実っています。8月中旬からは「幸水」、そして8月下旬からの「豊水」へ。他にも、「あきづき」「二十世紀」、収穫後は正月まで日持ちする「新高」と、さまざまな品種があります。
 梨は各園即売所やセレサモス麻生店で販売していますが、かつては観光もぎとりが一世を風靡し、多くの人たちが観光バスでもぎとり園を訪れていました。大型レジャー施設の開園に伴い、もぎとり園は少しずつ減少となりましたが、今でも梨もぎを楽しむことができる園が市内にあります。もぎとり園や即売所の情報は、JAのWEBサイトでご覧いただけます。ぜひ、秋の味覚「梨」を存分にお楽しみください。
 
齋藤 俊和( JAセレサ川崎 経営企画部広報課 課長)
文 ・ 齋藤 俊和(さいとう としかず)
JAセレサ川崎
経営企画部広報課 課長
 
 
ファーマーズマーケット セレサモス 麻生店
住所/麻生区黒川172
TEL/044-989-5311
URL/http://www.jaceresa.or.jp/

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