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【麻生の人 vol.49】子どもと本を結ぶ世界に魅せられて 〜 吉澤 登子さん


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「白山子ども図書館 ほんの森」 虹の会 代表
吉澤 登子さん (麻生区在住)
 
 今年3月、白山中学校跡地に建設された総合児童福祉施設「白山愛児園」(白山1-1-5)の地域交流スペースに、「白山子ども図書館 ほんの森」が開館した。同図書館を運営する「虹の会」代表の吉澤さんは、地域に愛された旧「私設ゆりがおか児童図書館」(故渋谷益左右・たけ夫妻創設)のボランティア団体「ゆりの子会」の初代代表を務めた人である。

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 児童文学作家・石井桃子が自宅を開放して始めた図書館「かつら文庫」の存在に興味を持った吉澤さんが、渋谷さんの話を聞き手伝いに駆け付けたのは、今から約38年前。当時小学1年生の長男を筆頭に3人の母親だった吉澤さんは、私設ゆりがおか児童図書館の開館から、ゆりの子会の仲間とともに読み聞かせやストーリーテリングなどを行い、子どもたちに本の素晴らしさを伝えることに情熱を傾ける日々を送るようになった。しかし同館は2012年に惜しまれながら閉館。「社会の財産はつなげていかねば。子どもたちに本を手渡す活動は続けたい」という思いから、ゆりの子会の有志で「虹の会」を立ち上げ、再出発に向け発動。蔵書の整理をしながら新しい場所を探し求めた。「一人ではできないことを、皆で同じ方向を見てやってきたから」と吉澤さん。
 3年後の今年、「白山子ども図書館 ほんの森」が開館(毎週火曜、第2・4土曜に開館)。虹の会には若い世代も加わり、新しい人たちの力が勇気となり、励まされた。昨年のプレオープンイベントに引き続き、今年も本の世界への入り口として人形劇、カルタ会などを企画。7月31日(金)には、自然科学の実験遊びを開催する。
 「小学3年生の時の担任が、毎日時間を見つけては本を読んでくれた。走り回るのが何より好きだった私が本の世界に入り込み、夢中になったきっかけだったと思う。子どもの成長に読書の果たす役割はとても大切。愛児園の霜倉施設長や虹の会の仲間たちと、この図書館をより居心地の良いスペースにし、多くの人が気軽に本の世界を楽しみに来られる場所にしたい」。
 
読み聞かせ風景
今年3月「白山子ども図書館 ほんの森」オープンの日に読み聞かせをする吉澤さん(手前右)。「子どもの目線で書かれ、本の世界に入り込み主人公と一体化できるような、そんな本が良い本だと思う」。
 
どんぐりあそび
プレオープンイベント「高柳芳恵氏によるどんぐり遊びの会」で、どんぐりの帽子当てクイズに夢中になる子どもたち(2014年11月)。 
 

【問い合わせ】
TEL/090-4128-5647(虹の会10時〜16時)
URL/http://honnomori.webcrow.jp/

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